やっと秋めいてきて東京住のルアーマンであれば毎日でもシーバスを求めて都市型河川に繰り出す季節がやってきました。

という事で私めも、仕事終わりの短時間だったり休日前日の夜深まで竿を振りぬく日々を送っております。
こんな魅力的な釣りが東京都内の釣り場で成立するのは秋くらいなものなので(と、いいつつ年中やってますが)シーバス釣りはやめられないのですが、ここ数年は釣れるもののサイズがアジみたいなサイズが主流で。出ても30~40cm程度。
であるのであればせめて数釣りを楽しみたいと思い、数釣りの実績がだいぶある千住新橋下に繰り出してきました。
現地に着いたのは17時前後。
大潮のこの日は足元まで水が上がってきており、足元水深1mちょっとありそう。
ただ、潮が引くのが早い分地合いが短くなりそうなので(潮が引くと地面が露出してしまう)手早く準備し早速釣り始め。

自分以外の釣り人は土曜日という事もあり、ルアーマン1名とブッコミ釣りが4名と結構な混雑。
なんとか釣り座は確保できたものの、今後はちょっと考えた場所選びをしないと釣り座にあぶれることも考えられるので要注意かも。
さてさて、そんなこんなで流れが出始め時合開始となりましたので
などなど、実績ルアーをさんざん投げまくり反応を見るもノーバイト。
チェイスすら確認できない激渋状態。
( ゚Д゚)ぐぬぬぬぬぬ…。
どうにもシーバスの反応が無いものの、イナッコは脱げ惑う様子が確認できるためシーバス自体は間違いなくいる模様。
とはいうものの釣り堀レベルで釣れるような群れがいる感じではない…。
何とか釣りたいのでここでちょっと工夫します。
という事で、様々今年2023年シーバスを釣っている中で感じていた「シルエットちっさいルアーで反応が良い」をここでも試すことに。
アイマのピース60Sやシマノのトライデント60辺りの小さくて細めシルエットの身辺に好反応であることが多いのでそちらを付けようと思ったものの、なぜかタックルボックスにそれらのルアーが入っていなかったので仕方なく邪道のチョーサンをチョイス。
というかそれしかなかった…。
チョーさんを付けて5・6投げ目。
アップ気味に投げて、とろとろとゆっくり流しているとルアーが反転するタイミングで
ゴンッ!
という秋シーバスらしい明確なアタリ!
ジッ…ジジッ…ジー…。
ちょっとだけだが2kg弱程度に設定してあるドラグが鳴る。
すんなり寄ってきたもののランディングに手間取りエラ洗いを数発されてびくびくしつつも無事ネットイン。

60cmに少し足りないくらいの元気なフッコさん。
居着きっぽい黒々とした背中ではなく綺麗な銀色個体だったのでどうやら海から上がってきた秋シーバスっぽい。
どうにかここでも小さいシルエットのシンペンでなんとか1本出せました。
(撮影後速やかにリリース。元気にご帰宅いただきました。)
他の場所でもそうなのですが2023年はどうにもマイクロベイトを捕食している個体が多いのかやはり小さいシンペンをゆっくり流す釣り方が好反応なことが多い模様。
なのですが、同じような種類のスイッチヒッターなどのファットな小粒シンペンだとどうにも反応がないことが多い。
R-32すら反応ないのにピース60Sだと喰う、みたいなこともありました。
自分が主に通っているのが、荒川河口から16km~29km程度の比較的上流部分での釣りが多いのも影響していると思いますが、どうにも戦績が悪いという方は細身に小さいシルエットのルアー(60~70mmくらいまで)を試してみては?
がっつり河口や海が近い地域だとまた違うんでしょうけどね。
ではまたノシ