グレパンは浅場地磯のクサフグ回避の救世主になるのか【2024・04中盤釣行記】

グレパンは浅場地磯のクサフグ回避の救世主になるのか【2024・04中盤釣行記】

惨敗続きの三浦地磯釣行に終止符を打つべくまたまた行ってきました三浦半島に。

 

 

しかし今回は今までと同じやりか他とは少し変えて、同じ結果にならないようにしてみました。

 

具体的には、地元三浦のエサ屋さん店主おすすめ配合餌を使用した釣行にしてみたという点です。

 

 

これまでは全国的にも一番売れているであろうV9を使用していましたが、今回は上記のグレパンを使用してみます。

 

V9に比べて拡散力が強く沈みが遅いタイプのエサで、三浦や房総などの浅場の地磯では使い勝手が良いとのことで試してみたいと思います。

 

 

クサフグ絨毯ができたけれど本命も一応

 

という事で、グレパン一袋に対して3kgオキアミ一枚を混ぜ混ぜして実釣開始です。

 

因みに、オキアミはぐちゃぐちゃに潰して粒を多く拡散しやすくしております。

 

V10などの白系の配合餌なんかとも相性もいいようなのでオキアミ6kgくらい使うときは試してみようと思いますが、今回はグレパンのみです。

 

 

エサを撒きつつ、実釣を開始すると案の定クサフグ絨毯が形成され万事休す状態。

 

しかし、グレパンを使っていたからなのかいつもとは違う状況が徐々に形成されていきます。

 

 

撒くだけで縦に魚の層を形成してくれています。

 

さてさて、V9を使用していたころはクサフグの絨毯が形成されてしまうと沈んでゆく撒き餌を追って深場までクサフグが追いかけて行ってしまい釣り場崩壊状態になっていましたが今回使用しているグレパンの場合はどうも勝手が違うようです。

 

グレパンは沈下速度が非常に遅く表層に餌の膜を形成するせいか、クサフグたちは表層に集結し深部にはその他の魚たちが群がるようになりました。

 

 

結果、深場にまで餌を届けることができればクサフグ以外がしっかりと釣れるように。

 

1号のウキを使用し一気に沈める戦法に変えたところ小さいながらグレもクサフグ絨毯の中から引き釣り出すこともできました。

 

 

その後はササノハベラと、ニシキベラ下級戦のどちらかなどを追釣しまくりエサが尽きて終了。

 

 

かなり本気撒きをしなければ縦に魚を分けるのは難しく、撒きエサをケチるとクサフグが腹が満たせれないのか沈む餌を追ってしまい釣り場崩壊につながりやすくなりました。

 

かなり餌代が掛かってしまうのが難点ですが、浅場の地磯でクサフグとグレの棚をキッチリ分けることができるコマセを見つけられたのは非常に有用だと思いますしこれを教えてくれたエサ屋さんには感謝です。

 

今回は本命にたどり着けませんでしたら、次回は今回得られた教訓をもとにしっかり準備して当たりたいと思います。